iDeCoの商品はどこがいい?ズバリ!全世界株式がおすすめ【2021年10月版】

idecoなら全世界株式インデックス投資
さばきち

iDeCoを初めてみたいけど、商品はどこがいいのか教えてくれる?

かめさん

グイっとくるね

さばきち

心配性なので安心できる投資がいいな。

こんにちは!かめさんです。

将来の豊かな生活のためにイデコ〔正式名称:個人型確定拠出年金(iDeCo)〕をはじめてみたい、でも資産運用は初めてでどんな商品を選べばよいか分からない。

そんな方は、タイムカプセルのように『全世界株式インデックス投資』という“過去の実績データがあるほったらかし投資”がオススメです。

この記事をお読みいただくと、iDeCoの商品は”どこがいいか理由ととも”に分かります。

この記事を読むメリットのある方

  • これからiDeCoを始める方
  • 定額預金でiDeCoに加入しており変動型に乗り換えたい
  • 全世界に投資するときの商品はどこがいい?
  • ほったらかし投資の始め方を知りたい

それでは、どうぞ!

目次

どれがいい!?iDeCoでおすすめはズバリ「全世界株式インデックスファンド」

iDeCoの商品はどれがいい?ズバリ!

迷ったらコレ!信頼性・コスト・簡単の総合力で

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」

とにかくコスト重視!

「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」

みんなと同じが良い!人気葉、

「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」

かめさん

上記3つから選べば間違いないのですが、根拠なしではみなさん納得しないですよね!

何故”全世界株式インデックス”なのかを見ていきましょう。

何故?iDeCoへの投資に”全世界株式インデックス”を選ぶのか

iDeCoは投資未経験の方が、積立NISAと並行して始められ税制優遇も得られるおすすめ投資手法です。

iDeCoを存じ上げない方で詳しく知りたい方は、下記の記事を先にお読みいただくとより理解が深まります。

いそえ

読んでみるわ。

ポイント①「全世界」

投資の王道”長期・分散・積立”を完璧に実現することが出来ます。

その分散の最大値となる「全世界」に連動するインデックス商品に投資しておけば、米国から中国、仮にベトナムやアフリカに経済成長が変化しても自動リバランス(資産の再配分)してくれるので気にすることなくほったらしできます。

安心できる投資は、「長期・分散・積立」、iDeCoを選択している時点で「長期・積立」となっています。

そこで、「分散=全世界株式」と結論を出しました。

さばきち

今人気のS&P500を中心とした米国インデックス投資はだめなの?

かめさん

S&P500は優良で魅力があるよね、かめさんも全商品で一番保有しているよ。

では、なぜS&P500などの米国ではなく全世界なのか?

iDeCoは長期間の資金ロックという点があります。

最低60歳まで引き出せない超長期投資という点を踏まえ、

今後20年、30年と米国1強の時代が続くとは限りません。

過去の実績データを見ても15年~20年周期で停滞期が存在します。

ですので最大リターンは狙えないまでも、”長期・分散”という視点で安心してほったらかせる全世界をおすすめします。

S&P500のインデックスに投資したい場合は、積立NISAを利用するのがおすすめです。

ポイント②「株式」

さばきち

債券も混ぜた”バランスファンド”も人気って聞いたよ。

かめさん

良い視点だね、債券という”ローリスクローリターン”を組み入れることは重要だよ。

<図:債券ETF”BND”5年チャート>

債券ETF"BND"5年チャート

<図:全世界ETF”VT”5年チャート>

全世界ETF"VT"5年チャート

債券保有のメリットは、上図を見比べてコロナショックの2020年初めが分かりやすいですが、暴落した時に、株式より下落幅が少なく、回復が早いことです。

かめさん

ですが!

  • iDeCoは税制優遇があることと、
  • 資金ロックがあるので引き出せない

では、資金ロックされるiDeCoで債券を持っているとどうでしょうか?

暴落が終わり先に回復した局面で、債券から株式に「リバランス」することが出来ないですよね。

債券は株式インデックス投資に対する保険(リスクヘッジ)という位置づけが良いと考えます。

さばきち

なるほど、そんな考え方があるのか。

債券はiDeCoやNISA口座ではなく、通常の一般・特別講座で持つことをお勧めします。

ポイント③「インデックス」

この記事をお読みいただき、iDeCoで全世界株式を選択した時点で安心なのですが、自身で考えたうえで全世界を選ばなかった場合の注意点があります。

iDecoは激選商品で絞られていて安心!と決めつけるのは危険です。

SBI証券のアクティブファンドで一番運用手数料は”2.12%”、なかなか衝撃的な数値ですよね。

インデックスファンドとは、市場の動きを示す指数と同じ値動きを目指して運用する投資手法で、多くの会社の平均点を取りに行くイメージです。

日本で有名な日経225であれば225社の平均株価となります。ほかにも米国で有名なS&P500やNYダウなどがあります。

一方、アクティブファンドと呼ばれるものがあり、

独自の調査や分析、資産配分により、株価指数等の動きを上回る投資成果を目指して運用しています。

アクティブファンドは金融のプロが人の手で選別しています。一見よさそうに見えますが、対インデックスの”勝率は10~30%”程度となり、更に人件費がかかる分、とても手数料が高いです。

いわゆる『ぼったくり商品』、言い換えると”大型ゴミ”で不要と気付いて手放すのにもお金がかかるものが、かなり紛れているので掴まされないように注意が必要です。

仮に、勝率が50%(五分五分)だとしても、運用手数料2%差がどれほど影響するのか、

投資した商品の利回りが5.2%の実績を出した場合、将来受け取る資産に500万円以上の差がでます。

【計算条件】毎月2.3万円、30年運用、年収500万円の税計算含む

  • インデックス投資(5.2-0.2=5%)⇒19,141,949円
  • アクティブ投資(5.2-2.2=3%)⇒13,402,948円

iDeCoのような超長期の投資の場合、運用手数料(信託報酬)の安さが最重要となります。

全世界株式インデックスへ投資する理由をまとめると、

  • 資産の分散を最大化できる
  • 長しい目で見ると、米国1強の時代が続くとは限らない
  • 債券はリバランスを行うときのため資金ロックを避ける
  • インデックス投資となるので手数料負けする心配が激減

まさにタイムカプセル、ほったらかし投資となります。

iDeCoは、各証券会社とも商品数が少なくラインナップも異なるため、先にしっかりと投資する商品はどこがいいのかを選んでから証券会社の申し込みをしましょう。

  • iDeCoは楽天証券
  • つみたてNISAやETFはSBI証券
  • 優待狙いや高配当の個別株式は松井証券
  • 仮想通貨は・・・(証券会社じゃないや)

などと分けたり、短期/長期など”証券会社の口座はひとつでなくても良い”のです。

では、具体的に「全世界株式」商品の中で、どれがいいかを見ていきましょう。

超優良3つの全世界株式インデックスファンドを徹底比較

<表1:IDeCoおすすめ商品3選>
※スマホは横スクロールできます。

スクロールできます
商品名楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま全世界株式)eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
取り扱い証券会社楽天証券🔗SBI証券🔗松井証券🔗
サイトの使いやすさ
純資産額(億円)
1198.93

339.72

2757.0
運用手数料(信託報酬)
0.212%

0.1102%

0.1144%
 運用リターン(年率)38.69%(1年)
14.10%(3年)
38.78%(1年)
14.06% (3年)
37.46%(1年)
実績なし(3年)
連動指数FTSE FTSE MSCI
投資銘柄数
約8,000

約8,000

約3,000
上位国別配分比米国57.33%
日本7.38%
中国4.9%
米国53.81%
日本8.17%
中国4.19%
米国56.1%
日本5.9%
英国3.4%
上位組入配分Apple3.16%
Microsoft2.66%
Amazon2.27%
Apple3.04%
Microsoft2.54%
Amazon1.97%
Apple3.3%
Microsoft2.8%
Amazon2.1%
引用:楽天証券・SBI証券・松井証券・NIKKEI(2021/9/12)

ズバリ、上記3つからあなたの価値観に合ったものを選ぶだけ!迷ったら、総合力(信頼・コスト・利便性)で「 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 」で良いと思います。

3つの商品から一つを選び抜くための基準、失敗しない為に徹底的に知りたい方も多いでしょう。

それぞれの簡単に特徴とともに比較するポイントをお伝えします。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド)

メリットは、全世界株式へ約8,000もの銘柄へ投資しており、”バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)”に連動していることです。

これはヤバい。バンガードは広告をうたないため投資未経験の方は初見かもしれませんが、世界初のインデックス投資を提供した世界最高峰の企業です。

デメリットは、vt自体がFTSEに連動していて、そこから更に連動させているのでその分の手数料がかかり他の2点とくらべ若干の割高感はあります。

ここで紹介している3つの商品はそもそも最高ランクで他のインデックスファンドやアクティブファンドと比べれば格安なのは間違いありません。

バンガード・楽天、更に純資産もSBI全世界株式の3倍はある安心感がデメリットを凌駕しています。

ETFという少々難易度の高いものに手を出さなくても、iDeCoでバンガード商品に投資が出来ることが魅力ですね!

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま全世界株式

メリットは、全世界の株式へ約8,000もの銘柄に投資しており、運用手数料が業界最低水準という点です。

  • シュワブU.S.ブロードマーケットETF
  • SPDRポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETF
  • SPDRポートフォリオ・エマージングマーケッツETF

本来、銘柄数が増えるほど市場との連動に合わせる価格調整が難しいのですが、SBIは上記3つのETFを連動させ上手く運用手数料を下げているのでしょう。

デメリットは、純資産残高が他の2つの商品と比べると劣る点でしょうか。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 

メリットは、国内で圧倒的な純資産を保有している点でしょう。

書籍やサイト、youtubeなど、どこを見てもオールカントリーを紹介しています。

加えて、三菱UFJと大手銀行なので、比較的たくさんの貯金している年代層への信頼が厚い点があります。

他の商品が運用手数料を下げたら追従して下げる姿勢は高評価!

デメリットは、投資銘柄が約3,000と他の二つが約8,000に対して少なく、分散力が弱いことにある、それでも全世界なので安心はできます。

3,000銘柄なので、小型株がなく先進国よりなのが特徴、(中国は県外でした)

全世界株式を1つ選ぶポイントまとめ

  • 最高バンガードという信頼性にコストと操作簡易性の総合力がある”楽天全世界株式インデックスファンド”(購入可能なネット証券:楽天証券)
  • 最安手数料を狙うなら”SBI全世界株式インデックスファンド”(購入可能なネット証券:SBI証券)
  • 純資産残高で安心感を得られる”eMAXIS Slim全世界株式オールカントリー”(購入可能なネット証券:松井証券)

iDeCoは毎月投資できる金額がウルトラ少ない上に、一人一つの証券会社のみの開設ですので、3つの中から1つの商品を選択して始めましょう。

さばきち

おいらもiDeCoの標品を決めた!始めてみるよ。

まとめ

今回の記事では、みなさんの将来を豊かにするための”タイムカプセル”を作る仕組み、iDeCoの商品は、全世界株式インデックス投資がおすすめとお話しました。

全世界株式インデックスを選ぶ理由は、

  • 長期視点を持ち米国1強が続くと考えない
  • 債券はリバランスを考慮し、資金ロックするiDeCoでは持たない
  • アクティブファンドがない、自動的にインデックス投資になっている

どれがいい?と悩まないおすすめ商品の選び方

  • 世界最高バンガード商品に投資できる”楽天全世界株式インデックスファンド”(購入可能なネット証券:楽天証券)
  • 最安手数料を狙うなら”SBI全世界株式インデックスファンド”(購入可能なネット証券:SBI証券)
  • 純資産残高で安心感を得られる”eMAXIS Slim全世界株式オールカントリー”(購入可能なネット証券:松井証券)

iDeCoで投資できる商品数は少ないため、失敗しないようにしっかりと投資商品を決めてから証券口座を登録しましょう。

老後の年金問題はこれで解決!となれば嬉しく思います。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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